展示団体紹介 ~政治経済研究部~ No.3

近年話題になっているキャッシュレス問題について。

日本では近年、一円硬貨など少額硬貨の流通が減ってきている。これは電子マネーの普及によるものであるが、それでも日本では現在、家計支出に占めるキャッシュレス決済の割合が2割と、国際的に見て非常に低い値となっている。例えば韓国では、現在家計支出に占めるキャッシュレス決済の割合が9割を超えている。日本は2025年までに国内で行われる支払いの4割をキャッシュレス化することを目指している。また最近では、少額硬貨を廃止する国や都市部に「現金お断り」という案内のある店が増えてきている。加えて、キャッシュレス社会のメリットとして、強盗などの犯罪が減る、脱税ができなくなる、会計が円滑になるということが挙げられる。

このことからも、今後日本でも少額硬貨の需要が減り、キャッシュレス化が進んでいくと思われる。

第一に、電子マネー化を進めていくためにはその電子マネーのシステムやそのものが”信頼”されることが重要である。現在使われている硬貨も、それを取り巻くシステムや硬貨そのものの価値が全ての人に”信頼”されているがゆえに様々な取引に用いられている。

日本でキャッシュレス化が進まない理由として、日本は現金を文化として使う機会が多いことがあげられる。例えばお年玉や結婚式のご祝儀などであるが、これらは見た目が綺麗な現金が縁起の良いものとされ、目に見えるものを信頼する日本人の姿を表しているといえる。

では日本のこのような文化を乗り越え、キャシュレス化を進めていくためにはどうしたら良いのか。

私は飲食店、ホテルが率先してキャッシュレス化を進めていくことが重要だと考える。日本は観光大国である。また、来年には東京オリンピックを控え、その開催期間中には、多くのキャッシュレスに慣れた外国人が来日する。彼らが日本に滞在している際、主に金を使うのは街中の飲食店や、宿泊するホテルであろう。彼らにターゲットをあてキャッシュレス化を推し進めていくことで自ずと、日本人にもキャッシュレスが浸透していくのではないだろうか。

タイトルとURLをコピーしました